楽習会202308

実施日:令和5年8月24日(木)13:30~15:15

■ 楽習会テーマ:県政出前講座

講義風景(1)

 今回の県政出前講座は「茨城を食べよう」キャンペーンを活用した県農産物の魅力発信と題し、県営業戦略部販売流通課の杉山健介氏にお話しいただいた。茨城県は食材の宝庫と言われ、食に特化した重点品目を定め、また「茨城をたべよう」シンボルマーク(商標登録)を活用し、食を通しての情報発信を県全体で取り組んでいることの紹介があった。
 キャンペーンの重点施策として ①魅力発信のために ②重点5品目の取り組み ③民間企業との取り組み ④いばらき食の魅力発信協議会との取り組みなど具体的な事例を踏まえてご説明いただいた。重点5品目に県オリジナル品種のメロン「イバラキング」と梨「恵水」、県産の栗、県を代表する銘柄牛の「常陸牛」、銘柄豚肉の「常陸の輝き」を選定し、ブランド確立と共に広く県内外にその魅力を発信しているとのこと。茨城県広報誌「ひばり」9月号に、こだわりの梨「恵水」を中心に本県産農産物(重点5品目)のブランド確立に向けた取り組みが紹介されている。
 現在の主な取り組みは、いばらき食の魅力発信協議会と連携しメディアへの働きかけ、民間企業の活用と連携、ホテル・有名飲食店とコラボした新たな料理(メニュー)の開発、茨城を食べよう応援フェアなどを推進している。一方で、民放メディアは局の方針を優先させる傾向があり、取り上げてもらえないこともあり、メディアへのアプローチに苦労したことなど裏話も聞かれた。
 最後に県農産物の消費が更に国内外にも拡大することを念じ、有意義なお話を伺った杉山講師に拍手で謝意を示し本楽習会を終了した。なお、講座修了後に実際に生産者を訪問して味わってみようとの意見も寄せられ、次年度の楽習会年間活動計画に提案して行くことにした。また、本講座開催日に大井川知事の定例記者会見で、来年10月に水戸市で県内一のご当地グルメを決める本県初の食の祭典「シン・いばらきメシ総選挙2024」を開催することが紹介された。

参加者 23人

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