楽習会202413
実施日:令和6年11月28日(木)13:30~15:10
■ テーマ: 大切な我が家を空き家にしないために
市政出前講座、空き家対策について都市建設部 住政策推進課 空き家対策室の野田氏および鈴木氏にご出席いただいた。令和5年の空き家調査では年々増加傾向にあり市内の空き家率が16.7%(15,270戸)、全国平均よりも高い数値とのこと。
空き家増加の背景に少子高齢化があり、令和3年の統計では日立市の空き家要因に所有者の死亡が39%、施設入所や長期入院が16%、転居が16%の順となっている。空き家対策室の取り組みは空き家削減であるが、長く放置され周囲に悪影響を及ぼさないようにすることが優先課題とされている。
具体的には空き家の定義から空き家の現状、発生予防、空き家の流通・利活用の促進など事例やQ&Aを交え、また空き家特措法や空き家等対策の助成制度(リフォーム、解体費用)についてもご説明いただいた。特に空き家特措法の改正では管理不全空き家を出さないために地域住民による情報提供の協力要請もあった。
また空き家にしないために今からできる事として所有資産登記の確認、相続の相談さらに法的手続きが必要となった場合は専門家無料相談会の利用など事前の準備も大切と説明があった。
質疑応答に入り自宅の処分、相続、近所の空き家など参加者が直面している実態を例に疑問点や質問が多く出され、講師より個々の対応策についてアドバイスいただいた。
何よりも空き家に対する問題意識を持ち将来に向けた住宅管理を心掛けることが大切であり、多くの事を学び今回の楽習会を終了した。
参加者 25人
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