ウオーク会 第123回
2025年3月
水戸史跡巡りと偕楽園観梅ウオーク

参加者各人が常磐線の各駅から乗車、水戸駅北口の黄門像前に9時15分集合。今回はウオーク会の5人とJ-net会友1人の6人が参加した。集合場所で体調確認とコース説明を行い、さっそく最初の目的地で駅近くの義公誕生の地に向かう。
光圀(義公)は頼房の第3子として、この地にあった重臣三木仁兵衛の屋敷で側室の谷久子の子として生まれる。懐妊を知った頼房は、堕胎せよと命じたが三木夫妻が密かに養育を担った。光圀は5歳の時、頼房の子として認知され、寛永10年に6歳で世継ぎとして江戸屋敷の父のもとに移住した。
次に水戸史跡で水戸一高の敷地内に移築された旧水戸城「薬医門」を見学。薬医門は現存する最古の水戸城の建築物である。水戸城跡の二の丸展示館で案内スタッフから水戸城の説明を聞く。水戸城は現在の水戸三高の辺り(二の丸)にあったらしい。5年前に再建された大手門をくぐり、弘道館前に出ると時節柄、沢山の出店が待っていた。そこには何と「水戸黄門さま」がいるではないか!さっそく、葵の紋所の印籠をお借りして、皆で記念撮影をする。偕楽園とともに梅の名所として知られる弘道館脇の約60品種、800本の梅林を観梅後、近くの東照宮に参拝した。
東照宮を後にして千波大橋を降りて千波湖畔に出る。千波湖を左に見て湖畔の温もりを肌で感じながら、ゆっくりのペースで偕楽園を目指す。湖面の水鳥たちが我々を迎えてくれる。東照宮から1時間弱、12時前に偕楽園に到着する。
偕楽園梅まつりは、今月20日で終わるというのに開花時期が遅れたせいか100品種、3,000本の紅梅・白梅が甘い香りを放し、外国人観光客など大勢の来園者を楽しませてくれた。園内の芝生の広場では、結婚式衣装の新婚さん2組が、ご家族を交えてプロのカメラマンから記念撮影しもらう光景が満開の梅に華を添えていた。
午後1時過ぎ、偕楽園から路線バスで水戸駅に戻り、本日の観梅ウオークを終了した。近くに住みながら、なかなか偕楽園の観梅に行く機会がなかったが、久しぶりで花見とウオークを堪能し楽しんだ一日だった。
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