楽習会202510
実施日:令和7年11月27日(木)13:30~15:30
■ テーマ:シニアドライバーが安全運転するために
今回の楽習会は日立警察署 交通課 企画・安全係長 今野貴夫警部補を講師にお招きし、高齢者の安全運転法を学習した。
本題に入る前に未だに多発する電話詐欺について注意点をお話しいただいた。日立市も例外でなく発生しており、+(プラス)で始まる国際電話番号や警察官を名乗る偽電話には出ないこと、特に自分は騙されないと思っている人ほど詐欺に陥り易く、自宅電話機に登録している番号以外は要注意を喚起された。
交通安全ではDVD「シニアドライバーの安全運転」を視聴し、分かり易く解説いただいた。
1.安全運転の心得
①一時停止の励行 ②停止2度確認の必要性 ③交差点/駐車場の出口での注意 ④車間距離不足が招く追突 ⑤集中運転の必要性 ⑥身体能力の低下による事故 ⑦右折事故 ⑧茨城ダッシュ ⑨居眠り運転(免許一発 取り消し)と睡眠時無呼吸症 ⑪ハンドサインの有効性など
2.高齢者運転事故の実態と対策
①ブレーキ等操作ミスが75歳以上では4倍の確率 ②サポカー(安全サポートカー)の効果 ③免許自主返納やサポーカー限定免許など
予定時間をフルに活用し、身近なご家族で実父の免許証返納に至ったエピソードや家族の必要なサポートなども紹介いただいた。時には固いイメージの交通安全教育であるが、今回は交通違反取締りの実体験や高齢者心理を基に興味深いお話ぶりに質疑応答も活発となり、各自納得。当日は歩行者の安全確保のため反射ステッカーなど各種グッズ(靴用、襷用、リストバンド等)を持参いただき参加者に配布された。
最後に大変有意義なご講話をいただいた今野講師に拍手で謝意を示し終了した。また今回は公開講座で会員外の4人の方にも参加いただいた。
参加者25人
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