楽習会202505

実施日:令和7年7月24日(木)13:30~15:30

■ テーマ: 振込詐欺や窃盗など防犯対策を学ぶ  

第5回楽習会講師の紹介 日立警察署生活安全課 江面祐一課長  今回の楽習会は日立警察署 生活安全課 江面祐一課長を講師にお招きし、高齢者の防犯対策について学習した。
 最初に最近の事例により高齢者を狙った防犯対策を
啓発するDVDを視聴した。特に多いオレオレ詐欺や架空請求詐欺についてマニュアルに沿って複数で役割分担する「劇場型」など、最近巧妙化する手口について3つのケースから解説いただいた。またパソコンの故障対策を装った「サポート詐欺」やスマホのアプリを悪用して投資話を持ち掛ける「SNS型投資詐欺」更に警察官や裁判官を語って個人情報をだまし取る事例なども紹介された。
 次に茨城県警の生活安全総務課発行の「いばらき防犯ファイル」日立警察署・日立地区防犯協会発行の防犯パンフレットなどの啓蒙チラシを参考に県内の被害状況や特徴点などを説明いただいた。令和7年6月末現在で県内の刑法犯認知件数は前年度に比較し減少したが、コロナ禍の収束に伴い交流の機会が増加したことからニセ電話件数など知能犯は増加しているとのこと。
 また住宅侵入窃盗についても説明され、犯罪認知件数は茨城県が全国で3番目、犯罪率は2番目の高さと言う。住宅侵入の手口では5分以内に侵入できなければ7割はあきらめる傾向からサッシには補助錠や防犯フイルムを取り付ける、防犯性能に優れたCPマーク表示の窓に交換するのも効果的と説明された。
 質疑応答では参加者各自の体験を踏まえた事例紹介や質問があり、まとめとして「電話でお金が・・・は詐欺、一旦電話を切って家族や警察などに相談する」を心掛けること。不安な場合は警察総合窓口TEL9110、消費者ホットラインTEL188に問合せしてほしい。
 最後に有意義なご講話をいただいた江面講師に拍手で謝意を示し、本日の楽習会を終了した。

参加者29人  

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