楽習会202006

実施日:令和2年8月27日(木)13:30~

■ 楽習会テーマ:工都日立のルーツを学ぶ

受講の様子 昨年度から繰り越しとなった「工都日立のルーツを学ぶ」と題し、「認定NPO法人 共楽館を考える集い」副代表の大畑美智子氏に講話をいただいた。講演に先立って、山野代表から講師の紹介とNPOの佐藤代表に活動内容の紹介をいただいた。
 久原房之助は山口県萩市の出身で、大阪から秋田・小坂鉱山に赴き、挑戦した理想鉱山の夢を日立で実現すべく、赤沢銅山に入った。小坂勢と呼ばれた人脈を集め、苦心惨憺の末、小説や映画で描かれた東洋一の大煙突で公害を克服し、本山劇場や共楽館を創建するなど、日立市の産業と文化の発展の基礎を築いた足跡を熱く語られた。
 また、幕末の時代背景や藤田伝三郎、井上馨などの長州人脈の影響、小坂町に現存する最古の木造の芝居小屋である「康楽館」の紹介DVDも興味深かった。
 続編の講座を期待する声も上がり、好評であった。

女性センター 参加者30人(コロナ感染対策で非公開)

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