平成25年度活動記録(No13~24)

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251310/10 (公)納豆のチカラを探る
全国納豆鑑賞会で農林水産大臣賞など、4回の受賞に輝く納豆研究家の菊水食品社長・菊池啓司氏を招いた。氏は昭和57年転職して家業を継ぎ「いつ口にしても美味しいと感じる納豆をお客さんに提供」をモットーに高品質の納豆作りを実践されている。
講話は21名もの女性の参加を得て華やいだ雰囲気で始まり、質疑応答も女性の発言が多く会場を盛り上げた。・納豆のできるまでの製造プロセス・歴史は縄文時代から・納豆はカルシウムや抗酸化成分等を多く含むこと・成人病特に糖尿病やがん防止に効果があること等を学んだ。「納豆との食べ合せ効果」「新しい納豆の調理方法」の資料も提供を受けた。
参加者36人(内会員外6人)
251410/24 ジオパークを訪ねる
 ジオネット北茨城の3人の案内で、北茨城常磐炭鉱ジオツアーを実施した。
 見学場所は中郷工業団地に露出している多賀層群地層での貝化石・出水事故で閉山した中郷鉱の遺構・江戸初期に2.9kmの水路を引き新田開発の功績を得た十石堀。最大の見所は崖の厚い石炭層をロープに掴まっての観察。と新発見と感動の体験が出来た。その後、炭鉱住宅跡、浄蓮寺と三十三観音像を拝観した。帰路、高萩炭鉱資料館で炭鉱歴史の知識を深めた。少し物知りになれた。
参加者19人
251511/14 芋煮会
 「里芋をたくさん入れる!」を第一目標に、海辺にしては珍しいほど風のない穏やかな小春日和のなか、芋煮汁&バーベキューを楽しむ会を開催しました。
 牛肉に醤油味ベースという山形地方のオーソドックスな風味は如何だったでしょうか。里芋も十分に味わっていただけたでしょうか。例年と違い、3時間という限られた時間枠内のため、進行時間に気を揉みましたが、オカリナやケーナの演奏、そしてビンゴゲームと予定どおり進めることができました。その上、参加していただいた皆様の、小学生に戻ったような弾ける笑顔に出会え、担当者一同心より安堵しました。ありがとうございました。
参加者:33人
251611/28 (公)歴史講座
 日立市郷土博物館々長の小松徳年氏を講師としてお招きし、中世の日立地方で勢力を誇った佐竹一族の盛衰の歴史についてお話し頂いた。
 佐竹一族は清和天皇を太祖とする清和源氏で、前九年の役で活躍した源頼義の子、義光が常陸介に任官、その子、義業が久慈郡佐竹郷に来住。そして、その子、昌義が初めて佐竹氏を名乗り、佐竹氏の祖となった。その後は、秀義の代に金砂合戦で源頼朝に攻められ一時領地を失ったが、承久の乱の戦功で復権。更に、山入氏などとの一族の内紛や、江戸氏などの周辺豪族との抗争を経て、義宣の代に豊臣秀吉から「常陸の旗頭」に任命され、領国を統一。しかし、関ヶ原の戦いで石田三成に呼応したことから徳川家康により秋田へ移封された。
 佐竹一族の光と影の道筋を通じて、何事にも栄枯盛衰はあり、この宇宙の森羅万象は常に千変万化しながら、新たな形に転進していくものだと、歴史を超えた大きな真理を改めて感じた。
参加者:45人 (内会員外12人)
251712/05 (公)ストップザ・悪質商法
 最近高齢者の被害が多くなっている悪質商法について学ぶために、日立市消費生活センターの長岡幸枝さんからお話を伺った。
 市内の高齢者から寄せられる相談状況から始まり、送りつけ商法、訪問買い取り、投資トラブル、マルチ商法など、事例をいろいろ教えていただいた。最近の悪質商法はより巧妙に、より悪質になってきているとのこと。被害に遭わないためには、①業者の言うことを鵜呑みにしない。 ②いらないものはキッパリ断る。 ③その場ですぐに契約しない 。④おかしいと思ったら誰かに相談する。この4つを心に留めておく必要があるとアドバイスがあり、気持ちを引き締めた。うまい話にご用心! 困ったときは、消費生活センターに相談しましょう。  
参加者:32人(内会員外 5人)
251812/19 年末交流会
 毎年恒例の年末交流会を、シビックセンターで盛大に開催した。
 記念撮影と、6月に亡くなられた故安藤勝さんに黙祷を捧げた後、掛札代表の挨拶に続き、ご来賓の日立市社会福祉協議会・有馬事務局長よりご挨拶を頂いた。新会員5人の自己紹介の後、藤本さんの乾杯の音頭で酒宴に入った。しばらく歓談の後、オカリナ、ケーナの演奏に合わせ、懐メロ、クリスマスソングなどを、みんなで一緒に口ずさみながら楽しんだ。終盤の小林美津江さんによるゲームは、手が思うように動かず、酔いが覚めたとの声も。2時間半があっという間に過ぎ、畑山副代表の閉会挨拶、藤﨑さんの3本締めでお開きとなった。大いに懇親ができた交流会であった。
参加者:45人 (内来賓2人)
251901/09 落語と琴を楽しむ
 新春にふさわしく「落語 と 琴を楽しむ 」 楽習会 が2部構成で開催され、大盛況でした。
 1部は澤 俊子 さん主宰の「さくら 奏の会」の女性8名による琴の演奏と、琴の歴史や「琴」と「筝」の違い等分り易い説明がありました。初春に合わせた若竹色のドレスで正装し、宮城道夫作曲『春の海』を初め8曲の演奏に全員がうっとり目と耳を傾け、アンコールまで催促。また「J net 笛の会」とのコラボ演奏の企画要望も出た次第でした。
 2部は、銀鼠色の紬を粋に着こなした悠遊亭べーやん(渡部博氏)による、江戸長屋住人熊さんが若旦那の恋煩いを解決する落語『崇徳院』を鑑賞。唱歌「どんぐりころころ5番まで」の枕話から入り、べーやんの身振り手振りを交えた話術と熱演にすっかり聞き入り、大いに 笑い、楽しんだ50分でした。
参加者60人 (会員外15人)
252001/23 井戸端会議(4)
 いつもの井戸端会議と同様に4つのグループに分かれ、平成26年度の楽習会のテーマの提案と楽習会の運営法について、自由に意見交換した。面白いが特殊過ぎて参加希望者が偏るのではとかいった提案が出たり、状況は常に変化しているのだから、積極的に提案しようとの前向きな意見や、他の人の提案に触発されてグッドアイデアを思いつくなど、侃々諤々、議論を重ねた。中には終了 時間になっても 熱心に議論を続けるグループも有り、全体として多くの期待の持てるテーマや有益な運営法改善意見を集約することができた。皆さんお疲れ様でした。
参加者32人
252102/13 日立市の高齢者対策
 日立市地域包括センターの白木さんと舛谷さんから市の高齢者支援について話を伺った。日立市では人口が減少しているにも関わらず65歳以上は増加、平成23年で25.2%(48、913人)であり、国より1.8%高い。要介護・要支援認定者数も年々増加の傾向にあり、現在約8千人である。介護保険制度について、また介護サービスを利用するための流れと現状で行っている施設サービス等の内容の説明を受けた。最後にこれから実際に直面するものとして活発な質問があった。日立市では地域包括支援センターと在宅介護支援センターで、相談受付や行政機関等との連絡調整を行っている。
参加者29人(会員外3人)
252202/27 皆で考えようJ-net
 平成26年度の楽習会活動を活発に、そして充実するためのテーマと、年間日程を決 めた。
 年間24回のなかで、総会、年末交流会、井戸端会議など固定テーマ7件を除く17件を、事前提案58件の中から挙手方式で選んだ。歌声喫茶、芋煮会など人気のテーマがリピートされ、一方、日帰りバスツアーや一泊懇親旅行で、募集人員に満たない場合は代替えテーマに変更してもよいこととなった。Jnet活動の基本である仲間づくりの拠点としての楽習会が、より楽しく、より活発に展開されるよう皆で盛り上げよう。
参加者30人
252303/13 料理教室
 私達の年齢になると多少は料理(?)をする機会があり少し戸惑っても手慣れたもの。与えられたレシピを参考に五目炊込みご飯、鮭と野菜のホイル焼き、スタミナ肉ジャガ、かぼちゃとおからのサラダ、あさりと春菊のスープ、白菜のキムチ、食用菊の酢の物などを作りました。出来上がった物は食べ応えがあり、季節の果物を食べながら料理のあれこれを言い合い、笑いの絶えない充実した楽しい時を過ごしました。今回の献立は種類が多く作るのが大変でしたが、後片付けも手際よくでき、さすが主婦(夫)の料理教室でした。
参加者28人(男18人、女10人)
252403/27 (公)エンディングノートについて
 その人の心を知った時、もうその人はいなかった・・・
 誰かのささやきが聞こえてくる。そんな高齢社会になり、人生の終盤に起こりうる事態に備え、自分の希望を書き留めておくことの大切さを掛札代表のわかりやすいお話と資料を通して学ぶことができた。配布ノートは30件にわたる項目が挙げられ、人生のソフトランディングに欠 かせないもので、見方を変えれば自分史のあらすじになりそうである。
 項目毎の説明時には会員より「万が一の病の初期対処法」「公正遺言でなくてもノート は遺族に役に立つ」「メモ書きでも様々な人に知 ってもらえる効果がある」「元気なうちに夫婦で考えておくとよい」「家族葬にも良し悪しがある」等々貴重な体験紹介が寄せられた。人生の終末期には心情が絡み合うことが多く、一律に決められない事態に対し必ずや役に立 つノートになる。
参加者53人(会員外13人)

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