平成27年度活動記録(No1~12)

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270104/09 第14回総会
 去る4月9日、女性センターに於いて会員・会友44名(71%)の出席のもと、平成27年度(第14回)総会が開催されました。
 掛札代表の退任に伴い、山野新代表が選出されました。大きな柱を失うこととなりましたが、新代表は活動理念の踏襲と共に、取り巻く環境変化に対応したJ-netの近未来の有るべき姿を構築すべく、会員の知恵と汗の提供を呼びかけました。
女性センター 参加者44人


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270204/23 井戸端会議(1)
 今年度最初の楽習会である井戸端会議は、楽習会グループからの要望で、楽習会をより充実し、活発にするための意見交換の場となった。
 主な会議の内容は、必要な活動テーマを予算化して活性化を図る、公開講座の進め方、参加費徴収形楽習会への予算化など。また、一泊懇親会については、総論賛成、各論反対にならないよう、具体的で魅力的な行事にすべくいろいろな提案がなされた。
 楽習会グループでこれらの提言・提案を取りまとめ、企画委員会にはかり、できることから実行に移していく予定。
女性センター4階 出席者:42名


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270305/14 一芸発表会
 「一芸発表会」として、濱さん、藤村さん、白戸さん、五月女さんの各氏に、オリエンテーリング、日曜大工、マジック、日立の民話をご披露を頂いた。
 濱さんは、15回楽習会の予備知識として地図の読み方やコンパスの使い方と、小木津山自然公園の地図を紹介。藤村さんは、賽銭箱や楊枝入れの小物品の現物と箪笥などの大物品の写真での展示があり、出来の素晴らしさに感嘆の声が上がった。白戸さんのマジックには、意外性の中に笑いも有り、豊富な経験とお人柄を感じさせるショーを堪能させて頂いた。五月女さんの2編の民話には遥か昔の幼き頃が想い起こされ、その訥々とした語りにじっと聴きいらせて頂いた。
 各氏のプロはだしの発表に、意見交換では弟子をとらないの?との声も上がる中、司会の畑山さんから是非新グループの立上に繋がると良いですね、との言葉で締められた。
女性センター4階 出席者:41名


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270405/28 日立市の文化財について学ぶ
  講演に先立ち、山野代表より、J-netの生みの親である掛札名誉会長が逝去されたことのお知らせ並びにJ-netとしての対応についての説明がなされた。また、出席した全員で御霊に黙祷をささげた。
 引き続き、楽習会に入り、J-net会友であり、日立のまち案内人でもある野崎一さんに日立市の文化財等についてお話しをして頂いた。
 日立市にも沢山の文化財や隠れた名所は沢山あり、楽習会として「日立再発見」等のテーマで現地を見て回ったことはあるが、一部にすぎず、文化財を体系化して学習したことはなかった。今回は日立市の主な文化財を10項目に分類し、それぞれに属する文化財の所在地や概要並びに主だった文化財の詳しい説明があり、日立市の文化財の全体像を学ぶことが出来た。
 これを契機に、資料を片手に友人や家族と一緒に所在地を訪れてみては如何だろうか。新たな発見や体験により更なる知識の積み上げが出来るのではと思われる。
女性センター4階 出席者:52名(内会員外5名)


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270506/11 井戸端会議(2)
戦後70年を振り返りマイライフの思い出を語ろう+自主グループの立ち上げの可能性について

 今回は「戦後70年を振り返りマイライフの思い出を語ろう」とテーマを絞ってみた。39名の参加を得て満席の会場。富田さん、濱さんの楽習会への勧誘お願いのあと、進行役と書記を決めてたっぷりの1時間。戦争の話、満州からの帰国の苦労話、故郷での遊びの数々、終戦時何歳2歳、5歳、生れていなかった、物資がなかった等もっと話しがあるのに?有意義であった井戸端会議でした。
 後半は山野代表の司会で
 一芸発表会(4グループ)の時、話題になった自主グループの立ち上げの可能性について話し合いを持った。是非J-net發展の起爆材と位置づけ期待したい。
女性センター4階 出席者:39名


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270606/25 歴史教科書の変遷を訪ねる
 J-net会員の小林氏に「聖徳太子はいなかった」と「大化の改新はなかった」に付いて話を聞いた。
 教科書の「現代社会」は良く分からなかったと言いつつ本題に入り、聖徳太子の実在を証明する有力な証拠と言う天寿国曼荼羅繡帳(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)は後に作られたものと判明し、聖徳太子(574/2生~622/4没)を描いた肖像画は8世紀に描かれたものとわかり太子は実在しなかったとする説です。
 大化の改新は「乙巳(いつし)の変」とその後出された「改新の詔(みことのり)」と合わせた国政改革を言う。詔は日本書紀にある大化の改新の記述が後に出来た710年の大宝律令と完全に一致する文が多くあり詔文の大半は条文を写したものではないかと疑われている。
これらを面白可笑しく話されユーモアを誘う質問もあり、良く分からなかった面もあったが歴史への興味が芽生えて頂ければ幸いです。
女性センター4階 出席者:37名


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270707/09 人口減少と行政の取り組みを学ぶ
 日立市役所企画部地域創生担当の課長補佐助川秀樹氏を講師としてお招き、日立市の人口減少と行政の取り組みについてお話を頂いた。
 人口については平成26年度で日立市が転出超過数で北九州市についで、全国2位の-1,590人であり、「消滅可能性都市」(民間研究機関「日本創成会議」昨年5月公表、20~39歳の女性人口が2010年から2040年までの減少が-50%以上)の中にも入っている。人口動態は自然動態(出産と死亡)と社会動態(転入、転出)に分けられるが、平成26年自然動態は-750人、社会動態も-1605人と毎年減少はばは大きくなっている。日立市の出生率は1.46と国の1.42と全国平均より良いが、人口維持に必要な2.07より低く改善する見込みは少ない。社会動態では人口が東京都、水戸市等への転出が多く、20~39歳までの減少が大きい。
 人口対策には「定住人口の拡大」と「交流人口(仕事、観光、買物)の拡大」があるが、日立は「定住人口の拡大」の力点をおいて、子育て支援、居住に関する支援、雇用の確保の分野を実施しようとしている。
 人口減少対策と行うのも重要ですが、人口減少の中で、その中でどのような施策を行うかを日立市民として考えなければならないと思いました。
女性センター4階 出席者:38名(内会員外2名)


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270807/23 DNAと遺伝子について学ぶ
 DNAと遺伝子について会員の伊藤廉さんに講演頂いた。DNAとか遺伝子とかの言葉は日常生活でもよく見聞きすることですが、その中身はなかなかとらえづらいところもあるように思います。今回伊藤さんより資料を用意して頂き、DNAと遺伝子の基礎知識を丁寧に説明頂いた。参加者の皆様には熱心に聴講頂いた。
 本テーマに関連し、話題のiPS細胞やSTAP細胞そしてヒトの身体を構成するタンパク質や遺伝子の病気としてのガンやDNA鑑定などに関しても話して頂き、興味ある講演でした。また資料には多くの参考文献も記載されており参考になると思われます。
女性センター4階 出席者:39名(内会員外5名)


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270908/06 歴史講座(天狗党の乱始末)
 講師に郷土博物館館長小松徳年先生をお招きし、「天狗党の乱始末」と題し歴史講座を実施した。
 天狗党の乱は江戸幕府末期に水戸藩で起きた内乱であるが、それを知るためには、乱が起きた元凶が1700年代のイギリスで起きた産業革命にあることを知らねばならない。
 1760年代、ワットによる蒸気機関が発明改良されることにより物を作る生産工程が機械化・分業化され、大量生産することが出来るようになり、市場確保のため植民地の獲得に動き出します。イギリスをはじめとする西欧列強が植民地を求めて海外進出することになります。
 インドがイギリスの直轄地となり、清国がアヘン戦争で敗れ、ロシアが南下してくる状況の中で1853年 ペルーの浦賀来航により、日本の激動が始まります。幕府が米国と結んだ日米修好通商条約調印をめぐり朝廷は不満を示し幕府に攘夷決行を強く要求します。幕府はこれを受け入れるが実行できず、天皇から水戸藩主徳川慶篤に朝命が下されます。これが天狗党乱の始まりとなったとのことです。その後の経過は、岡田さんが纏められた資料をご覧下さい。ここ
女性センター3階 出席者:41名(内会員外4名)


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271008/27 歌声喫茶(パートⅤ)
 毎年恒例になった歌声喫茶を、北茨城市で音楽活動されているマーク荒木さん、山名さんを招き、「オアシスかみね」で楽しんだ。
 音響装置が不調でスタートが遅れたが、マークさんの相変わらずの美声で、ポーランド語で歌いだすと、歓声と拍手が起こり会場は一気に盛り上がった。
 今回は「皆で歌おう!懐かしいラジオ歌謡・抒情歌 心に残るあの歌詞 あのメロディー」のテーマで、マークさんの軽妙な語りと山名さんのキーボードのリードで、皆で大きな声で合唱した。J-netオカリナ・ハート、笛の会(ケーナ)とのコラボ も会場を盛り上げ、「さようなら」の曲を最後に、全20曲を歌い上げた大変楽しい歌声喫茶でした。
オアシスかみね 参加者:77名(内会員外37名)


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271109/10 最新工場見学
 記録的な大雨による災害が発生したにも関わらず、無事2施設の見学会を会員のご協力で実施出来ました。
 参加者40名を乗せたバスは一路、日本原子力発電(株)東海第二発電所へ向かい厳重なチェックの中、東海テラパークで上山副館長より所内の概要や最新のエネルギー事業の実情と展望や事故への安全対策等の説明をお聞きした後、施設バスに乗車し、所内を見学一巡しました。3.11時の津波による対策強化も眼にしました。公的証明書の提示者のみが見学を許されるセキュリティーの厳格さへ戸惑いも感じながら安全対応に納得しました。その後の質疑では、現役時代のエンジニア魂を備えたメンバーの鋭い質問にも関わらず、丁寧に詳しい説明を数多く得て来ました。
 昼食後、日立建機(株)常陸那珂臨海港工場に移動し、総務センタ内にて総務グループ加瀬氏より、場内見学前に港に隣接している工場立地の生産・組立・出荷に直結する利点や生産製品の説明を受けた後、用意されていた安全ベスト・キャップ・安全メガネを着用し、場内見学に出発しました。今まで目にした事もない800tクラスの超大型ショベルカー等の生産現場を驚き感で、各ブースを巡りました。技術の向上・技能大会での活躍・ヒヤリハット等々安全意識など、常日頃の問題意識の取り組みも垣間見た思いでした。今は、世界第三位のシェアとの事ですが、益々の飛躍を期待しながら岐路に着きました。
参加者:40名(内会員外1名)


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271209/24 県政出前講座
 本年の県政出前講座は茨城県警捜査2課湯坂元一警部補を講師に迎え「ニセ電話詐欺等被害防止策」について現状と対策を傾聴した。
 茨城県の26年の被害件数は301件で被害は15億8千万円。今年も8月で229件、7億円の被害が発生している。
 詐欺の手口は知識や警戒心があっても身内を助けたい、身内の恥をかくしたい、金銭欲等老人の心理状態が利用される。振り込みより最近は手渡し、送りつけと新らしい手口が目立っている。防止、抑止対策は「特効薬はない」ことを再認識して、頂いた「ちらし」を電話のそばにおき、常に注意喚起が望まれる。
 後半は皆さんからニセ電話、架空請求メール、悪質商法、未公開株投資、高齢者の心理など多くの体験実例の紹介で話が弾んだ。
参加者:35名(内会員外1名)


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