ウオーク会　第90回

「自然と歴史めぐり」　～滑川の歴史を訪ねて～　

　10月15日、滑川交流センタ主催の「自然と歴史めぐり(2)」のイベントに合流参加。縄文~平安時代の土器や建築物の遺構が残る金木場遺跡、向畑遺跡には立派なネギが生き生きと育ち、海辺には珍しいヒカリモの生息地や西行法師も訪れた鵜の島などがあり、当地の自然の豊かさを再認識。由緒ある海雲山観音院はじめ、津神社、小幡阿弥陀堂、清水聖観音堂、百万遍供養塔など、素朴な信仰心に依りながら、今日まで生き継いで来た民衆の逞しさを実感。また、「田島の秋月」など、滑川八景を詠んだ歌は昔日の暮らし振りを彷彿させます。
秋雨が降ったり止んだりの生憎の天候、傘をさしながらではあったけれど、遥か縄文、弥生、古墳の時代から、奈良、平安、江戸、現代に至る広漠たる時空の世界を、地に足を付けて巡り歩き、先人の生き様に触発されて、明日からまた、残りの人生を悔いなく生きようと、思いを新たにする半日でした。

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