楽習会202216

実施日:令和4年11月24日(木)13:30~15:30

■ 楽習会テーマ:健康講座(健康寿命を延ばす生活)

食品サンプルを見せながらの説明 今回の健康講座は「血管を若々しく保つために貴方の“適塩”応援します!」をテーマに日立市健康づくり推進課 管理栄養士の近藤直子さんにお話しいただいた。
 塩分は身体に必要。でも食事からの塩分の摂り過ぎは血圧が上昇し、高血圧に加え、腎臓病、胃がん、認知症などのリスクも増加する。日立市は血圧の高い人が多く、高血圧が原因と疾患の死亡者数が全国平均に比べて多い。国の1日の食塩摂取目標量は7.5g(男性)/6.5(女性)未満であり、特に血圧が高い方は6.0g未満と制限され、1日の摂取量を6g以下とすれば1回の食事で2gを目安にすべきとのこと。
 これからも健康寿命を延ばすため、食事(主食・主菜・副菜)はバランスが大切で塩分を減らすには加工食品や調味料等の食品に含まれる食塩量を知ることも大切である。また、かけるより「つける」「風味食材を利用する」「香味野菜を利用する」「香辛料を利用する」「酸味を利用する」「煮物はまわりに味をつける」なども塩分を減らすのに効果があるとのこと。無理なく減塩するポイントは野菜を食べること。他にも体に良い事が沢山あり、野菜は1日350g以上を食べるようにする。血管をもろくしないために塩分を摂り過ぎないで減塩を意識し、薄味に慣れれば減塩成功。
 今回、特別参加の常磐大学 健康栄養学科3年生の皆さんにも手伝ってもらい、試験紙を使って舌での味の感じ方を体験したり、食品サンプルの塩分量表示を教えていただいたり、「栄養のうた」を歌ったり、減塩クイズがあったりと講師の近藤さんの熱心なお話しに参加者からの質問も相次ぎ、非常に有意義な時間を過ごすことができた。

参加者 33人(うち会員外6人)

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