楽習会201911

実施日:令和01年9月12日(木)13:30~

■ 楽習会テーマ:県政出前講座
       茨城を食べよう運動と地産地消

講師:県農業政策課の瀧崎郁子さん 今回は、県政出前講座より「茨城をたべよう運動と地産地消」を開催した。
 講師に茨城県農林水産部農業政策課の瀧崎郁子氏をお招きし、県内で生産される農産物、水産物の紹介と地産地消をどう進め、どう取り組んでいるかをご説明いただいた。
 まず農業の概況として県南は関東平野にあって都心に近いこと、温暖な気候から東京都中央卸売市場の青果物取扱高が15年連続日本一位となり、茨城オリジナル品種としてイバラキング(メロン)、常陸牛更に常陸秋そば他の紹介があった。また地理的表示(GI)保護制度登録産品として江戸崎かぼちゃ、奥久慈しゃなど4件がブランドとして登録されていることも説明があった。
 漁業の概況として鹿島灘に面する190kmの海岸線を持ち、那珂川河口付近の海域に流れ込む親潮、黒潮の影響から魚の種類も豊富でイワシ、サバは全国一位の水揚げを誇り、あんこうは「茨城あんこう」としてブランド化されていることも紹介があった。
 このように農業、漁業の盛んな茨城県にあって県民一丸となり「茨城をたべよう運動」を推進し、地産地消により農林漁業者を応援しているとのこと。この運動は、平成24年に推進協議会を設立し、現在では592会員となり、ネットワークの構築で情報を共有し、学校給食やイベント開催を通じて周知・普及に努めている。また外食産業ともタイアップし、レタスを使用したハンバーガーの販売などの活動事例も紹介された。
 席上、主婦の立場で地産地消もよいがブランド化された江戸崎かぼちゃは2倍、3倍のお値段で食べたくても手が出ないと苦言を呈した意見もあり、会場を沸かせた場面もあった。最後に「茨城をたべよう運動」に協賛し、地産地消を皆で応援することを誓い本楽習会を終了した。

女性センター 参加者32人

ーーーーー<<その他の画像>>画像をクリックすると拡大ーーーーー