楽習会202112

実施日:令和3年11月25日(木)13:30~

■ 楽習会テーマ:県政出前講座
   「便利!快適!茨城空港から空の旅に出かけよう」

講師の皆さん(茨城空港利用促進の県のスタッフ) 緊急事態宣言の解除を受け、Go Toキャンペーンの再開を期待し、今回は空の旅に役立つ楽習会を企画した。講師に茨城県営業戦略部空港対策課 課長補佐の青木裕人氏、スカイガイドの石崎健一氏、スタッフの高橋実子氏をお迎えした。
 前半は石崎氏により空港建設の経緯、特徴点などの説明があった。茨城空港は愛称名であり自衛隊、県警との共用で「百里飛行場」が正しい名称であること。計画当初は戦闘機用の耐熱舗装された専用滑走路に民間機用の滑走路を併設し、建設されたこと。更に地方空港には数少ない計器着陸装置も導入され、安全で信頼性の高い飛行場であることが紹介された。 また茨城空港は日本一を目指し、コンパクトなターミナルビルと搭乗までの動線・時間ロスが最小かつ高齢者・子供に対しても安心・安全な設備を備え、無料の駐車場も確保することで首都圏からの利用客確保を狙いとして設計されたことも説明があった。
 後半は青木氏より、県政として積極的に茨城空港の利用促進を目指す活動について説明があった。茨城空港は平成22年3月に開港し、翌年の東日本大震災の被害にもめげず順調に利用客が増加したが、令和2、3年はコロナ禍の影響で前年度の3割以下に減少し、現在は中国、台湾方面など国際線の全便が運休中であること。国内便についても減便を強いられ、乗継便を含め5路線が就航しているが、以前の搭乗率は回復していない実態も説明された。 
 現在、茨城空港の利用者数は国内空港97カ所中、37番目にあり、搭乗客の8割は茨城県民および周辺地域の住民で残り2割は神戸、九州、北海度など他県から訪問客とのこと、最近ではゴルフ目的で茨城空港を利用されるケースも徐々に回復しつつあること。また、自衛隊機の訓練風景を見に来場される見学者も空港訪問者の半分程度を占めることなどの説明もあった。開港当初の利用客目標値が81万人で、今一歩達成していないが空港へのアクセス道路、レンタカー料金の割引、旅行商品造成の支援、空港利用でポイントが貯まる「IBRマイエアポートクラブ」の公式アプリ化など県政として最大限の支援を行っていることも紹介された。
 最後に茨城空港は割安料金で国際線・国内線が利用できること、茨城空港の利用促進が茨城の魅力度アップに繋がることも期待されており、活発な質疑応答を交え盛況なうちに今回の楽習会が終了した。

参加者27人

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