楽習会202206

実施日:令和4年06月23日(木)10:00~11:30

■ 楽習会テーマ:観音院を訪ねて講話を聴く

第39代 梶浦光道住職 令和3年度に計画していたがコロナ禍で延期したため、令和4年度第6回楽習会として6月23日に開催した。当日は生憎の梅雨空で境内の散策・見学は制限されたものとなったが、ご住職の説明・解説やご法話で1時間半を有意義に過ごした。
 観音院は日立市内7つの曹洞宗寺院のひとつで大雄院直轄寺院として建立された。過去に火災があり、寺院歴が焼失し定かな記録は無いが、四百数十年の歴史を有し、当代住職は39代目とのこと。先代住職は絵画に造詣が深く、数百点の襖絵・天井絵を残されている。上野美術館の絵画展では、無審査で出展されたとの説明もあり見事なものである。また、数多くの仏像が安置され参拝者を癒している。当代住職はご器用な方と見え、寺院内の隅々まで手が行き届き完璧なまでに手入れされている。戦時中の制作で材料もあまり良くなく劣化の激しい擬宝珠も順次修復され、次世代に良い状態で引き継ぎたいと解体中であった。
 法話は我々高齢者が今後をどの様な心構えで過ごしていけば良いか、を分かりやすく説かれた。
 ①心楽しく生きるには、良い比較をして自分が如何に恵まれているかを認識すること。足るを知り
  感謝すること。
 ②お迎えは来ないのでなく自分で行くものである。今、まだやることが残っているとお迎えは追い
  返しなさい。
 ③朝起きたら身体が痛いとか、不調を嘆くのでなく、如何に自分が恵まれているかを考えなさい。
  元気で朝が迎えられたことを感謝しよう。
 ④目標をもって生活しなさい。身近な小さな目標で良いので達成感が得られるよう努力しよう。
今回の楽習会が楽しく有意義な訪問となったことに感謝し、観音院を後にした。

参加者 25人

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