ウオーク会 第111回

2023年6月

~ 平沢地区を散策しよう ~

高尾直三郎氏自費建立の「桜塚」前で参加者

 2023年度第1回のウオーク会を6月17日に実施した。4月に計画していたが雨で延期となり、今回実施したもの。
 日立市役所を9時40分に出発、元日立製作所日立工場長の高尾直三郎氏が自費建立した「桜塚の石碑」から「腰の塚麦地蔵堂」へと進み、そして「平沢石仏群」へ。次に「東平霊園」から助川海防城の城主であった山野辺氏の墓所に向かい、ここで休憩を取りながら、暫し眼下に広がる市街地と工場群と太平洋の雄大な景観を楽しんだ。
 休憩後は日立セメントベルトコンベア跡と数沢川に沿って歩き、水戸藩の寺院破却政策により1841年に廃寺となった「大聖寺」跡を訪れ、巨木となった椎(しい)や栢(かしわ)を見て地域の歴史を感じつつ足を進め、高尾直三郎氏が建立したお堂「道善地蔵」を拝観した。
 コース終盤は国道6号を横断し、昭和26年の道路建設の名称公募で名づけられた公募碑「平和通り」から椎の広場と移動し、約250年前に建立された「殿畑不動尊」へ。時間も11時30分となり、ここで今回のウオーキングコースのゴールとし、最後は参加者全員で昼食(中華ランチ)取りながらで反省会を行い解散とした。
 まだまだ市内には知らない史跡が多くあることを認識し、次回コース策定の思いを新たにした。

 

参加者8人(うち会員外2人)

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